機能不全blog

双極と
知的障害と
マイノリティと。
自分が行方不明

自己行方不明

なるべく感情を持たずに生きてきた。

感じたり考えたりするから辛くなる訳で、何を言われても何をするにも何も求めず期待せず、作業として動くようになっていった。そこに「やらない」という選択肢はなかったから。

起こっている事象について考えるといたたまれなくなるし、考えたところで”いずれにしてもやらなければならないことはやらなければないだけ”なので「自分はそういう役目なのだ」と納得し「嫌だ」と思わないように感情を封印した。


30歳をすぎ、家族から物理的な距離が取れるような環境が訪れてしばらくしてから「生き辛い」ことに気付いた。無感情にならざるを得なかった実務が減って何年か経ち、精神的に少し楽にはなったけど、いくら忙しい毎日で何かに励んでもそこに充足感はなく、楽しいと感じることができないでいる。外から見たら"とても満たされている"ように見えるだろうし、自分でも「恵まれている」と思うようにしているけど、感情がついてこない。

そもそも人生はそんな楽しいものではないと思っていたが、あるきっかけで、私のそれらの感情はおかしく、そうなってしまったことにはきちんと原因があることがわかった。

ここではそんな色々行方不明になっている私のことをアウトプットしようとブログを書くことにした。